ホンダのSDGs的な取り組み

東京・青山一丁目交差点に有る白いシンプルなホンダのビルに創業者である本田宗一郎の考えが、沢山つまっているそうです。その基になっている考えは、 我々はクルマという凶器を毎日つくって、人を傷つけることに加担してしまっている。だから、このビルが人を傷つける様なことが絶対にあってはならない。 というもの。故にあのビルにはホンダの看板がありません。 ここがHONDAか なんてドライバーのわき見運転が発生しないようにという配慮だそうです。窓も、ガラスが前面に出ているスタイルではなく、広いバルコニーが各階についています。だから、中は狭いのですが、それは、地震の際に窓が割れ、地上にいる人達の頭に落ちないような設計にしているからだそうです。しかも地下には1万人分の水と食糧が常備されているそうです。これは いざ災害が起こったら、地域の皆様の為にならないといけない。 という発想からだそうです。安全な水とトイレ と合わせて、この 災害の際に地域に向けて・・・ という点も、アイデアとして話し合い、自社ビルの中だけでなく社用車の中や例えば、バス会社の場合は営業用のバスの中にも積んで置くなどのアイデアも出るかも分かりません。