「度忘れ・物忘れ」と認知症の違い(2)

4月21日 「度忘れ・物忘れ」と認知症の違い(2) 老化を理解したうえで人の記憶の過程を見ていきましょう。記憶には次の三つの過程があります。①記銘・・・新しいことを覚えること。⇒ ②保持・・・覚えたことを脳に保持すること。 ⇒ ③想起・・・覚えていたこ…

「度忘れ・物忘れ」と認知症の違い(1)

「度忘れ・物忘れ」と認知症の違い(1) ここでは、まず「老化」とは何かを学習していきましょう。パソコンやテレビなどの電化製品は長期間使用していくと、不具合が現れることがあります。例えば、パソコンは、キーボードやモニタ、メモリーなど色々な部品…

認知症について(2)

認知症について(2) ところで、近年認知症で注目されているのが、「若年性認知症」(18歳以上、65歳未満で発症する認知症の総称)です。基礎疾患としては65歳以上で発症する老人性認知症と同様に、「アルツハイマー型認知症」や「脳血管性認知症」が大…

認知症について(1)

認知症について(1) 私達は、過去に学んだことや、経験したことを記憶として残し、それらをもとに、日常生活に適応できる知的機能(記憶をもとに、考える・想像する・推理する・行動する・再び記憶する)を持っています。これらの機能が何らかの原因で低下…

認知症の定義2

認知症の定義2 認知症は成人になってから起こる認知機能の障害です。例えば、認知症の人があることを何度も何度も繰り返し聞いてくることがありますが、認知症の人にとっては、繰り返し聞いていたことも記憶にまったくないのです。 健康な人の「物忘れ」が…

認知症の定義1

認知症の定義1 認知症は、介護保険法では次のように定義されています。 【脳血管疾患、アルツハイマー病その他の要因に基づく脳の器質的な変化により日常生活に支障が生じる程度にまで記憶機能及びその他の認知機能が低下した状態をいう】 つまり、脳の病気…

相談者への理解を深める

相談者への理解を深める・・・人の理解の六側面 相談者は、家族の中で、また地域社会の中でさまざまな関係性を持ち、多くのしがらみを抱え生活しています。それらの関係性は、相談者が社会生活をするうえで、何らかの影響を受けています。福山和女は、その著…

相談者への理解を深める・・・先ずは自分自身を知る

相談者への理解を深める・・・先ずは自分自身を知る 認知症予防支援相談士は、相談者から何らかの相談を受ける場合、相談者の価値観に触れることになります。相談者の価値観は、一人ひとり違いがあり、その人を理解するうえでとても大切なものです。 また、…

個人情報の保護に関する法律

個人情報の保護に関する法律 2003年より、個人情報の保護に関する法律(以下「個人情報保護法」という)が施工され、この法律において「『個人情報』とは、生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述等により特定…

基本的人権と生存権と認知症予防支援相談

基本的人権と生存権と認知症予防支援相談 我が国では、日本国憲法第11条にその人がその人らしく生きていくために必要となる自由と権利(基本的人権)を「国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことの…

日本で注目されるSDGsのテーマ

1月再スタート日 日本で注目されるSDGsテーマ ・女性の活躍 ・教育と職業訓練 ・健康と長寿の達成 ・安全で住みやすいまちづくり ・エネルギー利用やCO₂の削減 ・持続可能な消費 ・海洋プラスチックごみの削減 ・森林や生態系の保護 ・科学技術・イノヴェー…

フリーランスが変える企業の未来3

フリーランスが変える企業の未来3 ワリスのフリーランス人材は、業務内容や委託元の企業の条件などとマッチすれば、働くこと時間や働く場所を柔軟に選択することができる。地方に住んでいる女性が、東京の企業の仕事を請け負うといった例もある。自分の専門…

フリーランスが変える企業の未来2

フリーランスが変える企業の未来2 フリーランス人材の専門領域は、事業戦略や経営企画、マーケティング、広報、人事、経理、財務など多岐にわたる。平均年齢は38歳で、大卒が85%、院卒が12%、ビジネスレベルの英語力を持つ人が36%と、ハイスキルな人材が…

フリーランスが変える企業の未来1

フリーランスが変える企業の未来1 ワリスが提供するプログラムは、仕事の感覚を取り戻すだけではなく、子育てや家事を含めた日々のサイクルを体験することが出来るので、女性にとって再就職に向けて具体的なイメージをつかみやすい事が大きなメリットと言え…

バックオフィスで再就職を支援する-ワリスの例2

バックオフィスで再就職を支援する-ワリスの例2- 多くのベンチャー企業では、創業者やコアメンバーが業務の拡大に伴ってどうしてもバックオフィス業務もやらざるを得ず、本来注力したい製品やサービスの開発や営業の時間を十分に取れないという課題を抱えて…

バックオフィスで再就職を支援する-ワリスの例1

バックオフィスで再就職を支援する-ワリスの例1- 女性が活躍するための社内制度や企業文化を醸成する取り組みを行う企業がある一方で、子育てや配偶者の転勤などを理由に企業を退職した女性が再び企業で働くことやフリーランスとして活躍するなど、女性の多…

従業員が働きやすい組織づくり-カルビーの例2-

従業員が働きやすい組織づくり-カルビーの例2- また、育児休業や育児時短勤務、家庭と仕事の両立のための費用補助制度などの様々な支援制度だけでなく、女性社員の「キャリア研修」や豊富なマネジメント経験を持つ執行役員が、管理職の女性従業員をサポート…

従業員が働きやすい組織づくり-カルビーの例1-

従業員が働きやすい組織づくり-カルビーの例1- カルビーの女性管理職が多い背景には、能力が同じ場合には女性を優先して管理職に登用するという方針で進めてきた点が挙げられる。男女関係なく優秀な人材を登用することが最優先、ということを企業の方針とし…

「なでしこ銘柄」に6年連続で選出されたカルビー

「なでしこ銘柄」に6年連続で選出されたカルビー 女性活躍推進に積極的に取り組む企業として、2012年度から、経済産業省は東京証券取引所と共同で女性活躍推進に優れた上場企業を「なでしこ銘柄」として選定しているが、カルビーは6年連続で選出されてい…

女性の活躍に関する主なターゲットF

女性の活躍に関する主なターゲットF 移住労働者、特に女性の移住労働者や不安定な雇用状態にある労働者など、すべての権利を保護し、安全・安心な労働環境を促進する。 Main target F regarding women's empowerment Protect the rights of all migrant work…

女性の活躍に関する主なターゲットE

女性の活躍に関する主なターゲットE 2030年までに、若者や障害者を含むすべての男性及び女性の、完全かつ生産的な雇用及び働き甲斐のある人間らしい仕事、ならびに同一労働同一賃金を達成する。 Main target E for active participation of women By 203…

女性の活躍に関する主なターゲットD

女性の活躍に関する主なターゲットD 女性の能力強化促進のため、ICTをはじめとする実現技術の活用を強化する。 Main target D related to women's empowerment In order to promote the empowerment of women, we will strengthen the use of enabling techn…

女性の活躍に関する主なターゲットC

女性の活躍に関する主なターゲットC 政治、経済、公共分野でのあらゆるレベルの意思決定において、完全かつ効果的な女性の参画及び平等なリーダーシップの機会を確保する。 Main target C related to women's empowerment Ensure the full and effective par…

女性の活躍に関する主なターゲットB

女性の活躍に関する主なターゲットB 公共のサービス、インフラ及び社会保障政策の提供、ならびに各国の状況に応じた世帯・家族内における責任分担を通じて、無報酬の育児・介護や家事労働を認識・評価する。 Main target B regarding women's empowerment Th…

女性の活躍に関する主なターゲットA

女性の活躍に関する主なターゲットA あらゆる場所におけるすべての女性及び女児に対するあらゆる形態の差別を撤廃する。 Eliminate all forms of discrimination against all women and girls everywhere.

日本で注目されるテーマ

女性の活躍 教育と職業訓練 健康と長寿の達成 安全で住みやすいまちづくり エネルギー利用やCO₂の削減 持続可能な消費 海洋プラスチックごみの削減 森林や生態系の保護 科学技術・イノヴェーションの創出 Topics in Japan Women's active participation Educ…

SDGsの探究8月分1

SDGaの探究 SDGsには、17の目標のもと、169のターゲットも作られています。17だけしかないと、たとえ全文を読んでもさすがに課題が大きすぎて、具体的にどうしてよいかまでは分かりにくいです。そこで、17の目標にそれぞれついている細目にあたる、1…

SDGsの探究(10-4)

人や国の不平等をなくすと言えば、障がい者の方との協働・共存も考慮すべきではないでしょうか。障がいを持つ方と接するときに、有った方がより喜ばれる知識を検定試験化・資格化した ユニバーサルマナー検定 という検定試験があります。準3級はネットで直ぐ…

SDGsの探究(10ー3)

ホームページの多言語化は海外の取引先や外国人スタッフを増やすことに役立ちますが、日本に住む外国人の為にひらがな一杯で、ルビも一杯、難しいボキャブラリを使っていないやさしい日本語が、今の時代にもっとあっていいと思います。日本国内で国籍に関わ…

SDGsの探究(10-2)

旧来から残る日本人の悪習は、外国人を総じてガイジンと表現してしまうことと、日本で働く外国人の日本語に厳しすぎることでしょう。難民の受け入れは相変わらず遅れていても、技能実習生の受け入れや、留学生などのワーキングホリデーの受け入れは、やっと…